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ESCAPE R3のフロントフォーク交換。実行編。

10速化とドロップハンドル化のついでにこちらもやってみました。

ESCAPE R3のフロントフォークはホイールやクランクと並んでESCAPE R3のウィークポイントの一つ。
とにかく無駄に重いパーツの一つ...なのですが、ついでに23c化が出来るホイール、ついでに10速化やドロップハンドル化が出来るクランクと違いフロントフォークの交換はついで...がありません。まぁ、ロード用のフロントフォークに変えればキャリパーブレーキを付けられる位です...が、それが利点かどうかは微妙です。
さらにホイールやクランクは回転系パーツに対してフロントフォークは固定パーツ。回転系と比べると軽量化の効果は薄いです。
さらにさらに、フロントフォーク交換の場合は下玉押しの取り外し・圧入、コラムカット、玉押し調整...が必要になり、ただネジを締めれば良い...という訳ではなく結構難しいです。
まぁ、改造に自信が無い人はやめた方が無難だと思います。ちなみにコラムをのこぎりで切ったり、圧入されてる下玉押しをカッターの刃とハンマーを使って外したり、塩ビパイプとハンマーを使って下玉押しを圧入したりなど、どちらかと言うと工作の技術が必要になるので特にその辺に自信が無い人はやめた方が無難だと思います。
自転車屋さんにお願いする場合はヘッドセットと一緒に交換ならやってくれると思いますが下玉押しを外して...の場合は断られるかもしれません。

余談ですが、TNI 7005MK-IIという3万円位で売ってるロードフレームを買うとカーボンフォークも付いてきます。まぁ、カーボンフォークと言ってもコラムはアルミなのでフルカーボンフォークと比べると重いのですが...。それでもコストパフォーマンスを考えるとかなりお得なのでESCAPE R3にこだわりが無ければこちらも検討してみると良いかもしれません。


とりあえず買った物のメモ...。

フロントフォーク:

イーストン EC90 SL Curved フォーク 1-1/8インチ (5060N0031)

いわゆるフルカーボンのロード用フロントフォークです。
購入時の価格:Bicinet Sanaで...会員制サイトなので価格は非公開。


3T フォーク FUNDA 1-1/8 PRO 700C 43mm

こちらの3TのFUNDA PROと迷いに迷ってイーストン EC90 SL Curvedにしました。
3T FUNDA PROの方が太くて丈夫そうだし、そもそもハンドルとステムを3TのPROグレードにしたのでフロントフォークも3T FUNDA PROにした方が見栄えが良さそう...っと思ったのですが、ESCAPE R3はどちらかというフレームが細いので比較的細いイーストン EC90 SL Curvedの方が似合いそう...という事でイーストン EC90 SL Curvedにしました。

肩下長を計ってみたら約370mmでした。
ロードバイク用のフロントフォークとしては標準的な長さだと思います。
ちなみにESCAPE R3(2013年モデル)の純正フロントフォークと比べると肩下長が短くなります。肩下長が短くなるとリアホイールのエンドを軸にしてフレームが全体的に前下がりになります。それによってヘッドチューブとシートチューブの角度、それとBB下がりの長さが変わります。
詳しくは「ESCAPE R3のフロントフォーク交換メモ。」を参照。
ちなみにESCAPE R3(2013年モデル)純正フロントフォークの肩下長は395mmから400mm位(多分395mm)です。

プレッシャープラグ(プレッシャーアンカー)不要。
通常カーボンフォークの場合はコラムのトップキャップを固定する為にプレッシャープラグが必要になるのですがイーストン EC90 SL Curvedの場合はコラムの中にネジ山が切ってあってそこに専用のアンカーナットをネジ込む仕組みになってます。つまり、プレッシャープラグが必要ありません。
これ、もの凄く便利です。

持ってビックリもの凄く軽い。
カタログスペックで349gと言う代物です。小指で引っ掛けて楽々持ち上がる位の軽さです。
体重計に乗せてみたら0.4kgでした。デジタル体重計の場合は0.1kg未満は四捨五入される上に誤差が大きいので小重量の計測には向かないのですが一応。

ESCAPE R3(2013年モデル)純正フロントフォークとの比較。
ESCAPE R3(2013年モデル)純正フロントフォークを体重計に乗せてみたら1.2kgでした。
という事でイーストン EC90 SL Curvedにすると約0.8kgの軽量化です。


コラムカット:
イーストン EC90 SL Curvedの場合はコラムもカーボンなのでパイプカッターは使えません。そもそもイーストン EC90 SL Curvedはコラムの中にネジ山を切ってある分もの凄く厚いのでパイプカッターの刃が届かないと思います。
という事で...。のこぎりで切る必要があります。

まずはソーガイド。

BIKE HAND (バイクハンド) YC-112 ソーガイド

購入時の価格:Amazonで1,890円。
ソーガイド無しで切る人も居るみたいですがあった方が真っ直ぐに切れるので便利です。

そしてのこぎり。
ダイソーで売ってた「PVCパイプ専用のこぎり SAWのこぎり51」
購入時の価格:近所のダイソーで105円。
ソーガイドのYC-112に使うと刃の厚さがかなりギリギリでした。と言うかソーガイドの溝に擦りながら切ってく感じです。けどまぁ、一応切れました。
ダイソーに売っていた金鋸と比べると刃が粗いので切断面の仕上がりが心配でしたが意外と綺麗に切れました。切れ味は簡単と言うほどではなく結構な時間と体力を使って切断しました...という位の切れ味です。まぁ、こちらも一応切れましたと言う感じです。
ちなみにダイソーに売ってる金鋸はアーチになってる部分がもの凄く低いのでソーガイドでは使えないと思います。

ESCAPE R3(2013年モデル)のフレームサイズSの場合は純正フロントフォークのコラムの長さは233mmか234mm。
純正のフロントフォークと同じにしたい場合はこの長さで切れば良いのですが、現在コラムスペーサーは20mm・15mm・5mm・2mmを使っていて、ここから2mmのスペーサーを外したかったので233mmから2mmを引いた231mmで切断しました。
ちなみにコラムの長さはフレームのサイズによってバラバラなので注意。

切断をしたら切断面をヤスリがけ。
ダイソーで売ってた「鉄工用 半丸型 柄付きヤスリ 約15cm【中目】 C029 ヤスリA No.2」
購入時の価格:近所のダイソーで105円。
大きめなヤスリです。ソーガイドを使った為か綺麗に切れたのですが一応切断面をならしておきました。

ヤスリがけをしたら切断面にアロンアルファーを塗って末端処理。
塗らなくても問題無いような気がしますが一応アロンアルファーで固めておきました。

コラムカットのまとめ。
ソーガイドを使ってしっかりとした金鋸を使えば簡単に切れると思います。
けど、ソーガイドを使えば時間をかけて切っても綺麗に切れるので時間がかかっても良いなら私がやった方法と同じくダイソーのPVCパイプ専用のこぎりでも問題無いと思います。


下玉押しの取り外し:
ESCAPE R3の純正フロントフォークから下玉押しを外します。
まずはフロントフォークを外します。ステムをコラムから外せばスポっと簡単に外れます。
そしてフロントフォークのコラムに圧入されてる下玉押しを外すのですが、圧入されてる物を強引に取り外すので一筋縄では行きません。


ギザ YC-1859 クラウンコーンリムーバー


GIZA(ギザ) SC-916 クラウン レース リムーバー TOL20000

一応専用工具は売ってます。けどまぁ、カッターの刃や木工用のノミでも代用出来ます。

という事で...。とりあえずカッターの刃をフロントフォークと下玉押しの隙間に押し当てて...。っと思ったら、下玉押しがすでにグラグラな状態でした。そしてそのまま手で引っぱったらスポっと外れました。という事で、私の場合はこれで終了(汗)。
ちなみに普通はカッターの刃などを隙間に押し当ててプラハンマーでガンガン叩かないと外れません。


下玉押しの圧入:
ESCAPE R3純正フロントフォークから取り外した下玉押しをイーストン EC90 SL Curvedのコラムへ圧入します。
カーボンコラムの場合は下玉押しを熱湯で熱膨張させてコラムへ押し込めば手で簡単にはまる事が多いのでまずはそれを試します。...が、途中までしか入らず無理でした。
という事でホームセンターへVP40と言う塩ビパイプを買いに行きます。近所のホームセンターではVP40が売ってなかったのでVU40と言う薄肉管を買ってきました。...が、これが失敗でした(結果として圧入出来たので一応成功...かな?)。
VU40では内径が下玉押しよりも大きくて圧入出来ませんでした。と言うか、ESCAPE R3の下玉押しってかなり小さいのでVP40でも無理っぽい気がする...。VP30は下玉押しを圧入する少し膨らんだ所より内径が小さかったはず...。まぁ、VP30の先端を少し縦に切って割りを入れれば少し膨らんだ所にも入ると思うのでそれで圧入が無難かな?。
ちなみに私がやった方法は、口を開けたモンキーレンチを下玉押しに当ててその上にVU40を被せる。そしてVU40側を地面に叩きつけて圧入。これでうまくいきました。けど、下玉押しに少し傷が付いてしまったのであまりお勧めはしません。
で、圧入した後に気が付いたのですが...。グリスを塗るのを忘れました(汗)。まぁ、下玉押しはステンレスなので固着は無いと思いますが外す時に苦労しそうだな...。
ちなみにグリスを塗る場合はシリコングリスが無難だと思います。リチウムグリスとかデュラエースグリスとかはカーボンへの攻撃性があるので注意(カーボンって基本はプラスチックなので)。


取り付け:
普通のカーボンフォークの場合はプレッシャープラグ(プレッシャーアンカー)をコラムの中に取り付けて...っとなるのですが、イーストン EC90 SL Curvedの場合はコラムの中にネジ山が切ってあってそこに専用のアンカーナットをねじ込む仕組みになってるのでプレッシャープラグは必要ありません。
と言うことで専用のアンカーナットをねじ込みます。8mmだったかの六角レンチでねじ込んでいくだけです。ボルトにナットを取り付けるような感覚でねじ込むだけなので一回取り付けたら取り外し不可能...という事もありません。にしてもこれ、本当に便利です。

そして外した時と逆の手順で取り付け。
カーボンのコラムにアルミのステムを取り付ける場合はカーボン用のグリスを塗らないとピッタリと固着して外せなくなるので注意。カーボン用のグリスはザラザラした滑り止めも入ってるのが一般的なので滑り止めにもなります。

タックス カーボン アッセンブリー コンパウンド 5g

私が使ったのはこちら。
シートポストをカーボンシートポストへ交換した時のあまりです。ちなみに80gのチューブに入ったのも売ってます。けどまぁ、カーボン用のグリスなんて滅多に使わないので5gで十分だと思います。

玉押し調整(トップキャップの締め付け)。
私の場合は軽く回して止まったらそこからさらに1/4ほど回す...っとやや強めに調整しました。ヘッドパーツのベアリングはホイールやBBなどと違ってほとんど回転しないのでガタが出るよりはやや強めに調整した方が無難かな?...と言う理由です。

ハンドルの角度調整。
タイヤに対して直角に調整...なのですが、タイルの床など十字やT字柄の床の上で調整すると楽です。

そしてステムのネジを締めて終了。
カーボンコラムの場合はネジが1本だけのステムの方がトルク管理しやすいと思います。まぁ、トルクレンチを持ってればネジ2本式でも問題無いと思いますが...。
適当に乗ってみて玉押し調整に変な所がなければトップキャップのネジを増し締めして終了。ちなみにステムのネジを締めてしまえばトップキャップのネジを締めてもステムとトップキャップ間のテンションが強くなるだけなので玉押し調整に影響は出ません。けど、トップキャップのネジを増し締めしてしまうとステムのネジをゆるめて玉押しの微調整が出来なくなる(一からやり直しになる)ので注意。


使用感:
軽量化による変化。
ESCAPE R3(2013年モデル)純正フロントフォークと比べると約0.8kgの軽量化です。ホイール交換の時は前後のホイール・前後のタイヤ・前後のチューブを変えて約1kgの軽量化。クランク交換の時はクランクとBBで約0.7kgの軽量化だったので単品パーツとしては一番の軽量化になります。
けど...。
それを体感できるほどの効果があるかは正直なところ微妙です。
ボトルに水を入れてボトルケージに差せば600gから700gの重量増になるのですが、自転車に乗って走ってる時にこの重量増が体感出来るか否か...。
フロントフォーク交換による軽量化もこれとほとんど同じなのでボトルの重さが解かる人ならフロントフォークの交換による軽量化も体感出来ると思いますがそうで無い人は解からないと思います。
個人的には自転車を持ち上げた時は差がハッキリと解かったのですが、自転車に乗って走ってる時は解かりませんでした。まぁ、峠越えとか山登りとかをすれば違いが解るかもしれませんが...。とりあえず平地では解かりませんでした。

乗り心地の変化(振動の吸収性)。
こちらは結構ありました。
シートポストをアルミシートポストからTifosiカーボンシートポストへ変えた時は「あれ?。後輪の空気が抜けてるかな?。」っと思った変化だったのですが、今回のESCAPE R3(2013年モデル)純正のフロントフォーク(クロモリ)からイーストン EC90 SL Curved(カーボン)への交換は「タイヤを変えた様な変化」と言う感じでした。何というかコンチネンタルGP4000SからミシュランPro4へ買えた様な感じです。
ちなみに変化の度合いで比較するとシートポストの時の方が大きかったです。けど、カーボンフォークは高級な物になるとなるほど剛性を確保する為か硬くなる傾向にあるので変化が小さかった=高級なカーボンフォークと言う証拠かもしれません。
まぁ、シートポストと比べて変化が小さかったと言っても現在コンチネンタルGP4000Sと言う比較的硬めなタイヤを使ってる為かイーストン EC90 SL Curvedへ交換した事による乗り心地の変化は個人的には大きいと思います。

個人的にフロントフォークの交換による効果は見た目の変化が一番大きいと思います。
特にESCAPE R3をドロップハンドル化した場合の話です。
ESCAPE R3純正フロントフォークのままドロップハンドル化をするとフロントフォークの肩下長が長い為にどちらかと言うとシクロクロスに近い見た目になります。これに28cとか32cとかのタイヤをつければシクロクロスみたいになるのでこれはこれで良い見た目になるのですが23cなど細いタイヤを付けると無駄に隙間が多くなり見た目が良くありません。
そこでロード用のフロントフォークへ交換すると無駄な隙間が無くなりスッキリした見た目になります。隙間が無くなった事によりぱっと見...どころかじっくり見てもロードバイクにしか見えない...という位の完成度になります。
ちなみにリア周りの見た目はあまり気になりません。元々ESCAPE R3はクロスバイクにしてはリアセンターが短い(DEFYと比べて5mm長いだけ)なので23cなど細いタイヤにしても隙間はあまり出来ません。まぁ、ここが気になるならフレーム交換になるのでESCAPE R3と縁を切る必要がありますが...。

使用感のまとめ。
ESCAPE R3(2013年モデル)純正フロントフォークと比べると約0.8kgの軽量化になるのですが、軽量化による効果を期待して交換すると肩透かしを食らうかもしれません。と言うか、私は自転車に乗って走ってる時は差が解りません。まぁ、自転車を持ち上げた時は差がハッキリと解るので自己満足という面ではかなり大きいのですが...。
乗り心地の変化(振動の吸収性)を期待して交換をした場合は効果が大きいと思います。ただ、カーボンフォークは高級な物になるとなるほど剛性を確保する為か硬くなる傾向にあり、イーストン EC90 SL Curvedもどちらかというとその傾向にあると思うので、激変を期待して交換すると肩透かしを食らうかもしれません。個人的にはカーボンの割には硬いと思いますが逆に言うとカーボンの割にはガッチリしてる(剛性がある)のでそう言う面も考えれば丁度良い硬さだと思います。
前にも述べましたが個人的に見た目の変化が一番大きいと思います。まぁ、見た目は主観による事が大きいのであくまで個人的に...になりますが、ESCAPE R3の見た目をロードバイクに近づけると言う意味では大きかったと思います。
総合的に見て実用面ではそれほど大きな変化は無いと思いますが、無駄に重いパーツを交換した、見た目がロードバイクに近づいたなど自己満足の面では大きかった思います。まぁ、それによりモチベーションも上がりますし。それと、フロントフォークの交換はESCAPE R3の改造で1・2を争うほど難易度の高い改造なので改造の達成感という面でも大きかったと思います。


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2014年9月追記。

下玉押しの取り外し工具を買いました。


ギザ YC-1859 クラウンコーンリムーバー

実際に購入したのはBIKE HANDブランドの方なのですが、中身はたぶん同じだと思います。
購入時の価格: 楽天のTECHNICALと言うお店で2000円位+送料600円。

カーボンコラムの場合はカッターの刃を当ててガンガン叩く...と言うわけにはいかないのでしっかりとした工具を買いました。
とりあえず買っただけなので使用感はまた後ほど...。

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