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ESCAPE R3のフロントフォーク交換。実行編。

10速化とドロップハンドル化のついでにこちらもやってみました。

ESCAPE R3のフロントフォークはホイールやクランクと並んでESCAPE R3のウィークポイントの一つ。
とにかく無駄に重いパーツの一つ...なのですが、ついでに23c化が出来るホイール、ついでに10速化やドロップハンドル化が出来るクランクと違いフロントフォークの交換はついで...がありません。まぁ、ロード用のフロントフォークに変えればキャリパーブレーキを付けられる位です...が、それが利点かどうかは微妙です。
さらにホイールやクランクは回転系パーツに対してフロントフォークは固定パーツ。回転系と比べると軽量化の効果は薄いです。
さらにさらに、フロントフォーク交換の場合は下玉押しの取り外し・圧入、コラムカット、玉押し調整...が必要になり、ただネジを締めれば良い...という訳ではなく結構難しいです。
まぁ、改造に自信が無い人はやめた方が無難だと思います。ちなみにコラムをのこぎりで切ったり、圧入されてる下玉押しをカッターの刃とハンマーを使って外したり、塩ビパイプとハンマーを使って下玉押しを圧入したりなど、どちらかと言うと工作の技術が必要になるので特にその辺に自信が無い人はやめた方が無難だと思います。
自転車屋さんにお願いする場合はヘッドセットと一緒に交換ならやってくれると思いますが下玉押しを外して...の場合は断られるかもしれません。

余談ですが、TNI 7005MK-IIという3万円位で売ってるロードフレームを買うとカーボンフォークも付いてきます。まぁ、カーボンフォークと言ってもコラムはアルミなのでフルカーボンフォークと比べると重いのですが...。それでもコストパフォーマンスを考えるとかなりお得なのでESCAPE R3にこだわりが無ければこちらも検討してみると良いかもしれません。


とりあえず買った物のメモ...。

フロントフォーク:

イーストン EC90 SL Curved フォーク 1-1/8インチ (5060N0031)

いわゆるフルカーボンのロード用フロントフォークです。
購入時の価格:Bicinet Sanaで...会員制サイトなので価格は非公開。


3T フォーク FUNDA 1-1/8 PRO 700C 43mm

こちらの3TのFUNDA PROと迷いに迷ってイーストン EC90 SL Curvedにしました。
3T FUNDA PROの方が太くて丈夫そうだし、そもそもハンドルとステムを3TのPROグレードにしたのでフロントフォークも3T FUNDA PROにした方が見栄えが良さそう...っと思ったのですが、ESCAPE R3はどちらかというフレームが細いので比較的細いイーストン EC90 SL Curvedの方が似合いそう...という事でイーストン EC90 SL Curvedにしました。

肩下長を計ってみたら約370mmでした。
ロードバイク用のフロントフォークとしては標準的な長さだと思います。
ちなみにESCAPE R3(2013年モデル)の純正フロントフォークと比べると肩下長が短くなります。肩下長が短くなるとリアホイールのエンドを軸にしてフレームが全体的に前下がりになります。それによってヘッドチューブとシートチューブの角度、それとBB下がりの長さが変わります。
詳しくは「ESCAPE R3のフロントフォーク交換メモ。」を参照。
ちなみにESCAPE R3(2013年モデル)純正フロントフォークの肩下長は395mmから400mm位(多分395mm)です。

プレッシャープラグ(プレッシャーアンカー)不要。
通常カーボンフォークの場合はコラムのトップキャップを固定する為にプレッシャープラグが必要になるのですがイーストン EC90 SL Curvedの場合はコラムの中にネジ山が切ってあってそこに専用のアンカーナットをネジ込む仕組みになってます。つまり、プレッシャープラグが必要ありません。
これ、もの凄く便利です。

持ってビックリもの凄く軽い。
カタログスペックで349gと言う代物です。小指で引っ掛けて楽々持ち上がる位の軽さです。
体重計に乗せてみたら0.4kgでした。デジタル体重計の場合は0.1kg未満は四捨五入される上に誤差が大きいので小重量の計測には向かないのですが一応。

ESCAPE R3(2013年モデル)純正フロントフォークとの比較。
ESCAPE R3(2013年モデル)純正フロントフォークを体重計に乗せてみたら1.2kgでした。
という事でイーストン EC90 SL Curvedにすると約0.8kgの軽量化です。


コラムカット:
イーストン EC90 SL Curvedの場合はコラムもカーボンなのでパイプカッターは使えません。そもそもイーストン EC90 SL Curvedはコラムの中にネジ山を切ってある分もの凄く厚いのでパイプカッターの刃が届かないと思います。
という事で...。のこぎりで切る必要があります。

まずはソーガイド。

BIKE HAND (バイクハンド) YC-112 ソーガイド

購入時の価格:Amazonで1,890円。
ソーガイド無しで切る人も居るみたいですがあった方が真っ直ぐに切れるので便利です。

そしてのこぎり。
ダイソーで売ってた「PVCパイプ専用のこぎり SAWのこぎり51」
購入時の価格:近所のダイソーで105円。
ソーガイドのYC-112に使うと刃の厚さがかなりギリギリでした。と言うかソーガイドの溝に擦りながら切ってく感じです。けどまぁ、一応切れました。
ダイソーに売っていた金鋸と比べると刃が粗いので切断面の仕上がりが心配でしたが意外と綺麗に切れました。切れ味は簡単と言うほどではなく結構な時間と体力を使って切断しました...という位の切れ味です。まぁ、こちらも一応切れましたと言う感じです。
ちなみにダイソーに売ってる金鋸はアーチになってる部分がもの凄く低いのでソーガイドでは使えないと思います。

ESCAPE R3(2013年モデル)のフレームサイズSの場合は純正フロントフォークのコラムの長さは233mmか234mm。
純正のフロントフォークと同じにしたい場合はこの長さで切れば良いのですが、現在コラムスペーサーは20mm・15mm・5mm・2mmを使っていて、ここから2mmのスペーサーを外したかったので233mmから2mmを引いた231mmで切断しました。
ちなみにコラムの長さはフレームのサイズによってバラバラなので注意。

切断をしたら切断面をヤスリがけ。
ダイソーで売ってた「鉄工用 半丸型 柄付きヤスリ 約15cm【中目】 C029 ヤスリA No.2」
購入時の価格:近所のダイソーで105円。
大きめなヤスリです。ソーガイドを使った為か綺麗に切れたのですが一応切断面をならしておきました。

ヤスリがけをしたら切断面にアロンアルファーを塗って末端処理。
塗らなくても問題無いような気がしますが一応アロンアルファーで固めておきました。

コラムカットのまとめ。
ソーガイドを使ってしっかりとした金鋸を使えば簡単に切れると思います。
けど、ソーガイドを使えば時間をかけて切っても綺麗に切れるので時間がかかっても良いなら私がやった方法と同じくダイソーのPVCパイプ専用のこぎりでも問題無いと思います。


下玉押しの取り外し:
ESCAPE R3の純正フロントフォークから下玉押しを外します。
まずはフロントフォークを外します。ステムをコラムから外せばスポっと簡単に外れます。
そしてフロントフォークのコラムに圧入されてる下玉押しを外すのですが、圧入されてる物を強引に取り外すので一筋縄では行きません。


ギザ YC-1859 クラウンコーンリムーバー


GIZA(ギザ) SC-916 クラウン レース リムーバー TOL20000

一応専用工具は売ってます。けどまぁ、カッターの刃や木工用のノミでも代用出来ます。

という事で...。とりあえずカッターの刃をフロントフォークと下玉押しの隙間に押し当てて...。っと思ったら、下玉押しがすでにグラグラな状態でした。そしてそのまま手で引っぱったらスポっと外れました。という事で、私の場合はこれで終了(汗)。
ちなみに普通はカッターの刃などを隙間に押し当ててプラハンマーでガンガン叩かないと外れません。


下玉押しの圧入:
ESCAPE R3純正フロントフォークから取り外した下玉押しをイーストン EC90 SL Curvedのコラムへ圧入します。
カーボンコラムの場合は下玉押しを熱湯で熱膨張させてコラムへ押し込めば手で簡単にはまる事が多いのでまずはそれを試します。...が、途中までしか入らず無理でした。
という事でホームセンターへVP40と言う塩ビパイプを買いに行きます。近所のホームセンターではVP40が売ってなかったのでVU40と言う薄肉管を買ってきました。...が、これが失敗でした(結果として圧入出来たので一応成功...かな?)。
VU40では内径が下玉押しよりも大きくて圧入出来ませんでした。と言うか、ESCAPE R3の下玉押しってかなり小さいのでVP40でも無理っぽい気がする...。VP30は下玉押しを圧入する少し膨らんだ所より内径が小さかったはず...。まぁ、VP30の先端を少し縦に切って割りを入れれば少し膨らんだ所にも入ると思うのでそれで圧入が無難かな?。
ちなみに私がやった方法は、口を開けたモンキーレンチを下玉押しに当ててその上にVU40を被せる。そしてVU40側を地面に叩きつけて圧入。これでうまくいきました。けど、下玉押しに少し傷が付いてしまったのであまりお勧めはしません。
で、圧入した後に気が付いたのですが...。グリスを塗るのを忘れました(汗)。まぁ、下玉押しはステンレスなので固着は無いと思いますが外す時に苦労しそうだな...。
ちなみにグリスを塗る場合はシリコングリスが無難だと思います。リチウムグリスとかデュラエースグリスとかはカーボンへの攻撃性があるので注意(カーボンって基本はプラスチックなので)。


取り付け:
普通のカーボンフォークの場合はプレッシャープラグ(プレッシャーアンカー)をコラムの中に取り付けて...っとなるのですが、イーストン EC90 SL Curvedの場合はコラムの中にネジ山が切ってあってそこに専用のアンカーナットをねじ込む仕組みになってるのでプレッシャープラグは必要ありません。
と言うことで専用のアンカーナットをねじ込みます。8mmだったかの六角レンチでねじ込んでいくだけです。ボルトにナットを取り付けるような感覚でねじ込むだけなので一回取り付けたら取り外し不可能...という事もありません。にしてもこれ、本当に便利です。

そして外した時と逆の手順で取り付け。
カーボンのコラムにアルミのステムを取り付ける場合はカーボン用のグリスを塗らないとピッタリと固着して外せなくなるので注意。カーボン用のグリスはザラザラした滑り止めも入ってるのが一般的なので滑り止めにもなります。

タックス カーボン アッセンブリー コンパウンド 5g

私が使ったのはこちら。
シートポストをカーボンシートポストへ交換した時のあまりです。ちなみに80gのチューブに入ったのも売ってます。けどまぁ、カーボン用のグリスなんて滅多に使わないので5gで十分だと思います。

玉押し調整(トップキャップの締め付け)。
私の場合は軽く回して止まったらそこからさらに1/4ほど回す...っとやや強めに調整しました。ヘッドパーツのベアリングはホイールやBBなどと違ってほとんど回転しないのでガタが出るよりはやや強めに調整した方が無難かな?...と言う理由です。

ハンドルの角度調整。
タイヤに対して直角に調整...なのですが、タイルの床など十字やT字柄の床の上で調整すると楽です。

そしてステムのネジを締めて終了。
カーボンコラムの場合はネジが1本だけのステムの方がトルク管理しやすいと思います。まぁ、トルクレンチを持ってればネジ2本式でも問題無いと思いますが...。
適当に乗ってみて玉押し調整に変な所がなければトップキャップのネジを増し締めして終了。ちなみにステムのネジを締めてしまえばトップキャップのネジを締めてもステムとトップキャップ間のテンションが強くなるだけなので玉押し調整に影響は出ません。けど、トップキャップのネジを増し締めしてしまうとステムのネジをゆるめて玉押しの微調整が出来なくなる(一からやり直しになる)ので注意。


使用感:
軽量化による変化。
ESCAPE R3(2013年モデル)純正フロントフォークと比べると約0.8kgの軽量化です。ホイール交換の時は前後のホイール・前後のタイヤ・前後のチューブを変えて約1kgの軽量化。クランク交換の時はクランクとBBで約0.7kgの軽量化だったので単品パーツとしては一番の軽量化になります。
けど...。
それを体感できるほどの効果があるかは正直なところ微妙です。
ボトルに水を入れてボトルケージに差せば600gから700gの重量増になるのですが、自転車に乗って走ってる時にこの重量増が体感出来るか否か...。
フロントフォーク交換による軽量化もこれとほとんど同じなのでボトルの重さが解かる人ならフロントフォークの交換による軽量化も体感出来ると思いますがそうで無い人は解からないと思います。
個人的には自転車を持ち上げた時は差がハッキリと解かったのですが、自転車に乗って走ってる時は解かりませんでした。まぁ、峠越えとか山登りとかをすれば違いが解るかもしれませんが...。とりあえず平地では解かりませんでした。

乗り心地の変化(振動の吸収性)。
こちらは結構ありました。
シートポストをアルミシートポストからTifosiカーボンシートポストへ変えた時は「あれ?。後輪の空気が抜けてるかな?。」っと思った変化だったのですが、今回のESCAPE R3(2013年モデル)純正のフロントフォーク(クロモリ)からイーストン EC90 SL Curved(カーボン)への交換は「タイヤを変えた様な変化」と言う感じでした。何というかコンチネンタルGP4000SからミシュランPro4へ買えた様な感じです。
ちなみに変化の度合いで比較するとシートポストの時の方が大きかったです。けど、カーボンフォークは高級な物になるとなるほど剛性を確保する為か硬くなる傾向にあるので変化が小さかった=高級なカーボンフォークと言う証拠かもしれません。
まぁ、シートポストと比べて変化が小さかったと言っても現在コンチネンタルGP4000Sと言う比較的硬めなタイヤを使ってる為かイーストン EC90 SL Curvedへ交換した事による乗り心地の変化は個人的には大きいと思います。

個人的にフロントフォークの交換による効果は見た目の変化が一番大きいと思います。
特にESCAPE R3をドロップハンドル化した場合の話です。
ESCAPE R3純正フロントフォークのままドロップハンドル化をするとフロントフォークの肩下長が長い為にどちらかと言うとシクロクロスに近い見た目になります。これに28cとか32cとかのタイヤをつければシクロクロスみたいになるのでこれはこれで良い見た目になるのですが23cなど細いタイヤを付けると無駄に隙間が多くなり見た目が良くありません。
そこでロード用のフロントフォークへ交換すると無駄な隙間が無くなりスッキリした見た目になります。隙間が無くなった事によりぱっと見...どころかじっくり見てもロードバイクにしか見えない...という位の完成度になります。
ちなみにリア周りの見た目はあまり気になりません。元々ESCAPE R3はクロスバイクにしてはリアセンターが短い(DEFYと比べて5mm長いだけ)なので23cなど細いタイヤにしても隙間はあまり出来ません。まぁ、ここが気になるならフレーム交換になるのでESCAPE R3と縁を切る必要がありますが...。

使用感のまとめ。
ESCAPE R3(2013年モデル)純正フロントフォークと比べると約0.8kgの軽量化になるのですが、軽量化による効果を期待して交換すると肩透かしを食らうかもしれません。と言うか、私は自転車に乗って走ってる時は差が解りません。まぁ、自転車を持ち上げた時は差がハッキリと解るので自己満足という面ではかなり大きいのですが...。
乗り心地の変化(振動の吸収性)を期待して交換をした場合は効果が大きいと思います。ただ、カーボンフォークは高級な物になるとなるほど剛性を確保する為か硬くなる傾向にあり、イーストン EC90 SL Curvedもどちらかというとその傾向にあると思うので、激変を期待して交換すると肩透かしを食らうかもしれません。個人的にはカーボンの割には硬いと思いますが逆に言うとカーボンの割にはガッチリしてる(剛性がある)のでそう言う面も考えれば丁度良い硬さだと思います。
前にも述べましたが個人的に見た目の変化が一番大きいと思います。まぁ、見た目は主観による事が大きいのであくまで個人的に...になりますが、ESCAPE R3の見た目をロードバイクに近づけると言う意味では大きかったと思います。
総合的に見て実用面ではそれほど大きな変化は無いと思いますが、無駄に重いパーツを交換した、見た目がロードバイクに近づいたなど自己満足の面では大きかった思います。まぁ、それによりモチベーションも上がりますし。それと、フロントフォークの交換はESCAPE R3の改造で1・2を争うほど難易度の高い改造なので改造の達成感という面でも大きかったと思います。


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2014年9月追記。

下玉押しの取り外し工具を買いました。


ギザ YC-1859 クラウンコーンリムーバー

実際に購入したのはBIKE HANDブランドの方なのですが、中身はたぶん同じだと思います。
購入時の価格: 楽天のTECHNICALと言うお店で2000円位+送料600円。

カーボンコラムの場合はカッターの刃を当ててガンガン叩く...と言うわけにはいかないのでしっかりとした工具を買いました。
とりあえず買っただけなので使用感はまた後ほど...。
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ESCAPE R3のドロップハンドル化。実行編。

10速化(ドライブトレイン総取替え)とセットでやってみました。10速化については「ESCAPE R3の10速化。実行編。」を参照。
ちなみにESCAPE R3の場合は先に10速化をしないとドロップハンドルを付けられません。まぁ、変速精度とかを無視すれば、STIレバー、リアディレイラー、スプロケ、チェーンだけでもいけるみたいですが、折角なのでフルセット交換の方が面白いと思います。

クロスバイクのドロップハンドル化と言うとロードバイクとのジオメトリの違いから難しい面もあるのですが、ESCAPE R3の場合はクロスバイクと言うよりもクロスバイクとロードバイクの中間位のジオメトリなので条件付きで難なく出来ます。
まぁ、簡単に結論から言うとESCAPE R3を買う時に「迷ったら小さい方!」でフレームサイズを選んだ人、つまり、身長170cm位の人でフレームサイズSを買うかMを買うかで迷ってSを買った人は問題無いと思います。と言うか、むしろドロップハンドルにした方がジオメトリ的には合う位です。
逆に「迷ったら大きい方!」でフレームサイズを選んだ人は苦労すると思います。
詳しくは「ESCAPE R3のドロップハンドル化メモ。」を参照。


とりあえず買った物のメモ...。

ドロップハンドル:

3T バー ERGONOVA PRO 31.8

3TのERGONOVA PRO。ちなみに購入したのは40cm(C-C)です。
購入時の価格:カワハラダで8,085円。
購入した時期が悪かったのかどこも売り切れ状態だったのですが、こちらのお店に在庫を聞いてみたらなんと在庫ありとの返答が。そしてそのままこちらのお店で購入となりました。少し調べてみたら他のお店では完全に在庫切れ状態でもなぜか在庫がある事が多いお店みたいです。ちなみに近所の自転車屋さんに聞いてみたら入荷は3ヶ月後ですねぇっと言われました(汗)。

ざっと使ってみた感じでは手が大きい人向けだと思います。
ブラケット部分が平らで下ハン部分が丸い...っといわゆるアナトミックシャローなのですが、ブラケット部分から鋭角にドロップしてる為か下ハンを握った状態でレバーを握ろうとするとレバーが遠いです。
私は手が大きい方なので問題無い...どころか丁度良い位なのですが手が小さい人には向かないと思います。


ステム:

3T ARX2 PRO(+/-17°)ステム 90mm(ST-3T-090)

3TのARX2 PRO。
購入時の価格:Be.BIKE(ビーバイク)楽天市場店で5,512円。

3TのARX PROの後継モデルです。
3Tのステムと言えば他よりも若干長いで有名なのですが、ステムを下向きに取り付けてステムの下側をハンドルの芯からコラムの芯までの長さで90mmだったのでいつもの3Tの長さだと思います。

取り付けにはトルクスレンチが必要なので注意。必要なのはT25とT30です。
いわゆるいたずら防止用ネジとか開封防止用ネジです。普通の六角レンチでは無理です。


サドルとハンドルの落差:
これは好みによる事が大きいのですが、初心者なら0cm ~ 4cmで調整した方が良いと思います。
ちなみに大体の目安として中級者で5cm ~ 9cm、プロレーサーで10cm~だそうです。15cm~になるとツール・ド・フランスに参加する選手レベル。
ちなみにハンドルの落差を計る場合は地面からサドルまでの距離と地面からハンドルまでの距離を計って比べれば簡単です。


骨盤:
フラットハンドルの時はあまり意識する必要の無かった「骨盤を立てて乗る」という乗り方。ドロップハンドルでは重要になります。
...なのですが、最近は「骨盤を寝かして乗る」という乗り方の方が良いという説もあり、「骨盤を立てて乗る」派と「骨盤を寝かして乗る」派で分かれてるみたいです。

骨盤を立てて乗る。
イメージ的にはママチャリに乗ってるポジションから腰を曲げずに背中を丸めてハンドルを握る...と言う感じです。
本来腕や手で支えるはずの体重を体で支える事になるので体幹が出来てないとキツイ乗り方です。けど、骨盤はママチャリポジションなのでペダルを回しやすく、体で支えた体重をペダルへ逃がせばより出力を得られるという乗り方のようです。

骨盤を寝かして乗る。
背筋を伸ばし腰を曲げてハンドルを握る...と言う乗り方です。つまり、イメージ的にはお尻を後ろへ突き出す感じの乗り方です。
フラットハンドルからドロップハンドルにした場合、何も考えずに乗ったら多分この乗り方になると思います。
腕や手で体重の一部を支える事になるので腕や手への負担が大きい乗り方です。けど、より遠く、より低いハンドルを握る事が出来る(つまり前傾姿勢を取りやすい)のでそれによって空気抵抗を減らしたりペダルへの出力を得られるという乗り方のようです。

どちらが正しい...のではなく、どちらが向いてるかが重要なようです。


STIレバー:

シマノ アルテグラ デュアルコントロールレバー ST-6700 ダブル

6700アルテグラのSTIレバー。
購入時の価格:カワハラダで29,820円。
購入した時期が6800系アルテグラが発売してすぐ...っと悪かった為かどこも売り切れ状態。海外通販で買おうにも円安絶頂期で定価よりも高い値段で売ってる状態...。困った...。っとカワハラダを覗いてみたら在庫がありました(笑)。そしてそのまま購入。

他のSTIレバーを使った事が無いので他のSTIレバーとの比較は出来ませんが、ざっと使ってみた感じでは手が大きい人向けかな?っと思います。
特にシフト操作の振り幅が結構大きいので手が小さいと操作し難いと思います。まぁ、ロードバイクのメインはヨーロッパなので(日本人から見て)手が大きい人向けに作られるのは仕方が無いと思います。
ちなみに私は手が大きい方なので快適です。


ミニVブレーキ:

TEKTRO(テクトロ) 926AL BR-TK-221

テクトロのBMX用ミニVブレーキ。
購入時の価格:近所の自転車屋さんで1,500円。

テクトロは時期によってブラックだったりシルバーだったりと色がころころと変わるので購入の時は注意。ちなみに私が購入したのはシルバーです。

ESCAPE R3(2013年モデル)の純正ブレーキはテクトロRX1と言うミニVブレーキなのでSTIレバーで引くにしても純正のテクトロRX1のままでも問題無いと思いますが、調整をより楽にしたり、キャリーパーブレーキにより近いブレーキタッチにする狙いで後ブレーキ用として購入してみました。
ちなみに前ブレーキはフロントフォーク交換&キャリパーブレーキにする予定なのでそれまではとりあえず純正のテクトロRX1をそのまま使う予定です。

テクトロ926ALはアーム長80mmっと現在売られてるVブレーキでアーム長が一番短いVブレーキです。
Vブレーキの場合はアーム長が短くなるとワイヤーの引き量が少なく済み(ワイヤーの引き量に対して大きく動く)、ブレーキの効きが弱くなります。
ちなみにテクトロRX1はアーム長85mmです。つまり、テクトロRX1と比べるとワイヤーの引き量が少なく済み、ブレーキの効きが弱くなります。

追記:
シマノのST-7900・ST-6700・ST-5700・ST-4600・ST-3500以降のSTIレバーを使う場合はテクトロRX1(ESCAPE R3(2013年モデル)の純正ブレーキ)もしくはアーム長85mmのミニVブレーキで問題無いと思います。つまり、テクトロ926ALを使う必要は無いです。
シマノのロード用ブレーキは途中からワイヤーの引き量が変更されていて、上記のいわゆる新レバーといわれるSTIレバーは従来のSTIレバーと比べてワイヤーの引き量が多くなってます。つまりVブレーキに近くなってます。
その為、新レバーを使う場合はアーム長85mmのミニVブレーキで問題無いと思います。と言うか、旧レバーと比べてレバーの引き量は同じでワイヤーの引き量が増えたと言う事はてこ比が小さくなってワイヤーを引っぱる力が弱くなったと言う事なので新レバーにテクトロ926ALを使うとブレーキの効きが弱くてむしろ向かないです。
まぁ、テクトロ926ALは旧レバー用のミニVブレーキ(本来はBMX用のブレーキですが...)と思った方が良いと思います。

という事で、新レバーを使う場合はテクトロRX1(ESCAPE R3(2013年モデル)の純正ブレーキ)で問題無いと思います。
リムとブレーキシューの隙間調整がシビアと言えばシビアですが、ESCAPE R3(2013年モデル)の純正ブレーキレバーと大して変わらないので元々ブレーキの調整が出来ていた人なら問題無いと思います。
と言うか、フロントフォークをロードバイク用のフロントフォークへ交換して前ブレーキはキャリパーブレーキ(BR-6700)、後ブレーキはテクトロRX1と言う組み合わせで使ってますが、調整をバッチリやっておけばレバーの引き量はほとんど同じです。

ミニVブレーキのアーム長。
MTB用の普通のVブレーキは105mm。ここまで長いとてこ比が大きくなるのでワイヤーの引き量が多く必要になりSTIレバーで引くのは難しいと思います。...が、逆に言うとてこ比が大きいと言う事は引けさえすればもの凄く強烈にブレーキが効くので強烈なブレーキ目当てで気合で調整して使ってる人も居ます。
普通のミニVブレーキは85mm。テクトロは主にこれです。テクトロRX1もこれです。
シマノのミニVブレーキ(コンパクトVブレーキ)は90mm。ただし、シマノは公式ではSTIレバーとの互換性は無いとされてます。何の為のブレーキなんだろう...っと調べてみると、BR-R353(SORAグレード)・BR-R463(ティアグラグレード)・BR-R573(105グレード)の3つあるのですが、フラットバーロード用のブレーキレバーであるBL-3500・BL-4600・BL-R780用のVブレーキみたいです。で、BL-3500・BL-4600・BL-R780を調べてみると、BR-6700やBR-5700など新レバー用のキャリパーブレーキに対応してます。って事は新レバーのSTIレバーで引けそうな気がするのですが...。まぁ、シマノはダメと言ってるので使うなら自己責任になると思います。
まぁ、Vブレーキの場合はアーム長が短くなるとワイヤーの引き量が少なく済む代わりにブレーキの効きが弱くなる、アーム長が長くなるとワイヤーの引き量が多く必要になる代わりにブレーキの効きが強くなる、っともの凄く単純な構造なので色々と試してみると良いかもしれません。

ブレーキ周りをいじるついでに買っておくと便利な物。

SAGISAKA(サギサカ) Vブレーキパーツ 前後SET 12325

インナーリード。
購入時の価格:近所のホームセンターで200円位。
前ブレーキ用の135度のインナーリードと後ブレーキ用の90度のインナーリードのセットです。
今まで使ってたESCAPE R3純正の後ブレーキのインナーリードは錆び錆び、前ブレーキのインナーリードはもの凄くちゃちなインナーリードだったのでブレーキワイヤーの交換ついでにインナーリードも交換しました。


SHIMANO(シマノ) S70C(BR-M770)ブレーキシューセット(ペア)

XTグレードのカートリッジ式ブレーキシュー。
購入時の価格:近所の自転車屋さんで2,000円ほど。
2013年8月現在最新のXTグレードは780なのですが、その一つ前の770系XTグレードのブレーキシューです。
780系XTグレードはVブレーキもラインナップされてるのでその内に780系XTグレードのブレーキシューも出ると思います。
ブレーキシューを変えるとブレーキ性能ががらりと変わるのでブレーキ周りをいじるついでに変えてみると面白いと思います。
まぁ、高性能なブレーキシューは換えゴムのみと言うのが多いのでとりあえずカートリッジ式のブレーキシューに交換するだけでも後々便利だと思います。
付属のブレーキシュー(ゴムの方)はS70C。ドライ走行用のブレーキシューです。ウェットでのブレーキ性能を捨ててるだけあってドライ用のブレーキシューとしてはとてもバランスの良いブレーキシューです。ただ、ウェットでのブレーキ性能を捨ててるブレーキシューなので雨の日に乗る場合は要注意。


SWISS STOP(スイスストップ) RX PLUS GHP2

いわゆるスイスストップ緑のVブレーキ版。
購入時の価格:Amazonで2,638円。ちなみに4個入りです。
ブレーキシューの換えゴムのみなので別途カートリッジ式Vブレーキシューのホルダーが必要です。
ブレーキレバーを握った分だけブレーキの効きが強くなるタイプのブレーキシュー。逆に言うと初期制動が弱いので「ガッツンブレーキ」が好みの人には向かないと思います。


あると便利な物:

Bikeguy バイクライトホルダー(ライト別売り)

GENTOSなどのLED懐中電灯をハンドルに固定するホルダー。
購入時の価格:Amazonで536円。

ベルクロ(マジックテープ)で固定するタイプのホルダーです。


GENTOS(ジェントス) 閃 355 【明るさ100ルーメン/実用点灯10時間】 SG-355B

ライトはこちらを使っていてドロップハンドル化する前はこちらに付属しているパイプホルダーを使っていたのですが、クランプ径31.8mmのドロップハンドルにはこちらに付属しているパイプホルダーは使えないのでBikeguyバイクライトホルダーを買ってみました。

使用感。
GENTOS 閃 355に使ってみた感じではピッタリサイズ。
GENTOS用で作られてるのでは?っと思う位にピッタリでした。

ずれる。
ベルクロで固定するタイプなので仕方が無いと思いますが、ずれます。
段差の乗り上げなど強い衝撃を与えると「こんにちは」してしまう位にずれます。
私の場合は昼間でも常に取り付けたままにする派なのでちょっと気になりますが、ずれると言ってもそれなりの衝撃を与えた場合での話しなので昼間は外して夜間走行の時だけ取り付ける人なら気にならないかもしれません。

キャットアイのフレックスタイトで固定。
ベルクロではどうしてもずれてしまうので後述のキャットアイのベルに付属していたベルト(フレックスタイト)で固定してみました。
Bikeguyバイクライトホルダーのベルクロと比べるとベルトの幅が半分位の細さです。さらにBikeguyバイクライトホルダーの台座は柔らかいゴムで出来てます。
その為、フレックスタイトで締め付けるとベルクロを通す穴が押し潰されてしまいかなり無理がかかってる感じになります。
まぁ、一応固定は出来たので耐久性とかを気にしなければこのままでも良いような気がしますが、個人的にはなんか嫌だったので余っていた下敷きを小さく切ってフレックスタイトとBikeguyバイクライトホルダーの間に挟んでみました。これでも結構無理がかかってる感じですが現在様子見中。


CATEYE(キャットアイ) ベル [真鍮製 シルバー] OH-2400

ベル。
購入時の価格:近所の自転車屋さんで700円。

なぜか日本の道路交通法では自転車にベル(厳密に言うと警音器)の装着が義務付けられてます。ベルごときでは自動車どころか二輪車にも聞こえないので自動車や二輪車相手には無意味、歩行者相手には「通りま~す」と言う声で十分だと思うので必要無いと思うのですがなぜなんでしょう...?。
というのはとりあえず置いといて、こういうのは普段使わなくても事故った時に無いと警察やら保険屋やらで面倒な事になるので付けておいた方が無難だと思います。

つづく...。

ESCAPE R3のフロントフォーク交換メモ。

ESCAPE R3のフロントフォークはホイールやクランクと並んでESCAPE R3のウィークポイントの一つ。
とにかく無駄に重いパーツの一つ...なのですが、ついでに23c化が出来るホイール、ついでに10速化やドロップハンドル化が出来るクランクと違いフロントフォークの交換はついで...がありません。まぁ、ロード用のフロントフォークに変えればキャリパーブレーキを付けられる位です...が、それが利点かどうかは微妙です。
さらにホイールやクランクは回転系パーツに対してフロントフォークは固定パーツ。回転系と比べると軽量化の効果は薄いです。
さらにさらに、フロントフォーク交換の場合は下玉押しの取り外し・圧入、コラムカット、玉押し調整...が必要になり、ただネジを締めれば良い...という訳ではなく結構難しいです。
まぁ、改造に自信が無い人はやめた方が無難だと思います。ちなみに自転車屋さんにお願いする場合はヘッドセットと一緒に交換ならやってくれると思いますが下玉押しを外して...の場合は断られるかもしれません。

ESCAPE R3(2013年モデル)純正フロントフォークのサイズ。
コラム径(コラムの太さ)は28.6mm(オーバーサイズ・1-1/8インチ)。肩下長395mmから400mm位(多分395mm)。オフセット43mmから45mm位。
コラム径が合ってれば取り付けられると思いますが、肩下長とオフセットは各社バラバラ、クロスバイク用、ロードバイク用、シクロクロス用、MTB用...っと種類も豊富なのでどれを買えばいいのか結構迷います。
まぁ、Vブレーキの台座が付いていて肩下長とオフセットも純正に近いシクロクロス用が無難かな?。ただ、ロード用の方が需要の関係か値段が安くて種類が豊富です。あと軽いのもロード用です。ただしロード用の場合は純正よりも肩下長が短いのが一般的です。それとロード用はVブレーキの台座も付きません(代わりにキャリパーブレーキの取り付け穴が有り)。

フロントフォークの素材。
わざわざフロントフォークを交換しようと考えてる位なのでカーボンしか興味が無いと思いますが一応...。
大きく分けてクロモリ、アルミ、カーボンがあります。
クロモリ:
適度なしなやかさ、高耐久性、突然折れる事は少ない(何かの時は曲がる事が多い)。ただし、重い。
個人的に重量さえ気にしなければフロントフォークの素材として一番適した素材だと思います。...が、とにかく重いのが難点。
ちなみにESCAPE R3の純正フロントフォークはクロモリなのですが、アルミフォーク並みに太いので耐久性以外にクロモリフォークとしての利点は無いと思います。
アルミ:
そこそこ軽い、そこそこ高耐久性(クロモリよりは悪いが気にするほどでは無いと思う)。ただし、硬い、突然折れる事がある...が、硬い為に異変に気がつきやすいので問題無いと思う...。
無難だけどとにかく硬い。
カーボン:
最新の素材、軽い、適度なしなやかさ。ただし、耐久性が未知数、突然折れる事がある、しなやかな為に異変に気がつきにくい。
カーボンはまだまだ発展途上の素材なので耐久性はどうなるかわかりません。まぁ、有名メーカーのカーボンフォークなら問題無いと思いますが、カーボンはしなやかな為に異変に気がつき難く異変に気がつかないまま乗ってると突然折れると言うのは良く理解して乗った方が良いかもしれません。


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FSA NO.11AGY ヘッドセット BLACK (HS-FS-005)

チェックした時の価格:3,308円。と言うか、Amazonでも売ってるのね。

GIANTの公式サイトを見るとESCAPE R3(2013年モデル)のヘッドセットは「VP セミカートリッジ」としか書かれてないのですが互換品としてこれが付く...らしい。
フロントフォークを交換する時に試してみようと思うのでその時の為のメモ。
追記:
フロントフォークの交換はしたのですが、その時に下玉押しがポロっと手で簡単に取れてしまったのでそのまま下玉押しを再利用となりこちらのヘッドセットを試す事は出来ませんでした。

フロントフォークを交換する時は下玉押しの付け外し(特に外す方)が厄介なのですがヘッドセットごと交換してしまえば簡単。
ちなみに下玉押しの圧入はホームセンターへ行ってVP40(内径40mm・外径48mm)という塩ビパイプを買ってきてハンマーで叩けばok。ハンマーが無かったらフロントフォークを上にして塩ビパイプ側を地面へ打ち付けて圧入という方法も。さらには下玉押しを熱湯で熱膨張させてフロントフォークへ入れると言う方法もあるみたいです。
ちなみにホームセンターへ行くとVU40と言うVP40に似た塩ビパイプも売ってますがこちらは薄肉管と言われるパイプで内径44mm・外径48mmなので注意。まぁ、こちらでもやれない事は無いみたいですが。

メモ:
まずは下玉押しを熱湯で熱膨張させて挿入。手でダメなら口を開けたモンキーを当てて圧入。カーボンコラムなら大体これで入るはず。これでもダメなら塩ビパイプを買いにホームセンターへ行く。

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ロード用のフロントフォークへ交換した場合のメモ。ジオメトリの変化編。

フロントフォークを交換する場合はロード用を選んだ方が種類が豊富でかつ安いのですがフォークの肩下長が変わってしまう問題があります。

ESCAPE R3(2013年モデル)の純正フロントフォークは...。肩下長395mmから400mm位(多分395mm)。オフセット43mmから45mm位。
ロードバイク用のフロントフォークは...。肩下長370mmが標準なのですがメーカーによって±5mm位でバラツキがあります。オフセットはメーカーによって色々と選べます。
という事で、ESCAPE R3の純正フロントフォークとロードバイク用のフロントフォークを比べると肩下長が大体20mmから30mm位の差があります。
フロントフォークの肩下長が短くなるとリアホイールのエンドを軸にしてフレームが全体的に前下がりになります。それによってヘッドチューブとシートチューブの角度、それとBB下がりの長さが変わります。

ヘッドチューブ角とシートチューブ角の変化。
ESCAPE R3のフレームサイズSの場合はフロントフォークが20mm短くなると約1度(1.075度位)角度が大きくなります。ちなみに30mm短くなると約1.5度(1.578度位)角度が大きくなります。
つまり、ESCAPE R3のフレームサイズSの場合は標準のヘッドチューブ角は72度なのでこれが約73度、標準のシートチューブ角は74度なのでこれが約75度になります。
一般的なロードバイクのシートチューブ角とヘッドチューブ角はどちらも72度から74度位です。なので、ヘッドチューブ角72度から約73度の変化は問題無いと思います。ちなみにヘッドチューブ角が大きくなると直進安定性が悪くなる反面カーブを曲がりやすくなります(ハンドリングが良くなる)。けどあぁ、72度も73度も一般的なロードバイクの角度なので問題無いと思います。
シートチューブ角74度から約75度の変化は一般的なロードバイクのジオメトリから少々離れてしまいますが、サドルを前後に動かせばサドルとBB間の角度はいくらでも変えられるのでサドルを後ろへ移動させれば問題無いと思います。まぁ、サドルを後ろへ移動させたらサドルからハンドルまでの距離が長くなりますがこちらはステムで調整すれば問題無いと思います。
ちなみに股下77cm(身長170cm成人男性の平均股下)の人が0.875でサドルの高さを調整してシートチューブの角度が74度から75度へ変化した場合、サドルを11.319mm後ろへ移動させれば74度と同じ角度になります。ちなみに22.638mm後ろへ移動させれば73度と同じ角度になります。ただし、サドルを後ろへ移動するとサドルからBBまでの長さが微妙に変わるのでサドルの高さを再調整する必要があります。
シートチューブ角(サドルとBB間の角度)が大きくなると前かがみになってペダルを漕ぐのでパワーを出しやすくなる反面キツイ体勢になります(TTなど短距離レース向き)。シートチューブ角(サドルとBB間の角度)が小さくなると上体を起こしてペダルを漕ぐので体勢が楽になる反面パワーを出し難くなります(長距離向き)。なので競輪用自転車やTT用自転車はシートチューブ角が大きくランドナーはシートチューブ角が小さいのが一般的です。で、ロードバイクはその中間を取ってるそうです。
余談ですが、フレームのサイズが小さくなるとヘッドチューブ角が小さくなりシートチューブ角が大きくなる傾向になりますが、これは身長が低い人に合わせてトップチューブを短くするとホイールベース(厳密に言うとフロントセンター)が短くなって直進安定性に影響が出てしまうので前輪をより前に出してホイールベースを確保する為に仕方が無くヘッドチューブ角を小さくしてシートチューブ角を大きくしてる...という事です。そもそもヨーロッパで生まれたロードバイクで平均身長180cmとかの欧米人にとって日本で売られてる適応身長160cmとか150cmのフレームは特殊サイズのフレームになるのでかなり無理をして作られてます。なので、身長が低い人はシートチューブ角は大きい方が良い...と言う訳ではないので注意(まぁ、身長が低い人が乗るフレームはシートチューブ角を大きくしないとホイールベースを確保できないでシートチューブ角は大きい方が良い...と言う意味なら正しいのですが...)。
メモ:
自分の場合は約11.2mmで74度と同じ角度、約22.5mmで73度と同じ角度。

BB下がりの変化。
ESCAPE R3のBB下がりは70mmでチェーンステーは425mmなのでホイールベースラインとチェーンステーの角度は約9.5度。シートチューブ角・ヘッドチューブ角が1度変わるとチェーンステーの角度も1度変わるのでチェーンステーの角度は10.5度になりBB下がりが77.435mmになります。
一般的なロードバイクのBB下がりは65mmから75mmなので結構長くなります。...が、BB下がりは長い方が良いという説もあれば短い方が良いという説もあるのでメリットかデメリットかは微妙です。
ちなみにBB下がりが長くなると重心が低くなるので安定性が良くなると言われてます(長距離に有利)。短くなると重心が高くなるので安定性は悪くなりますがダンシングで振りやすくなると言われてます(ヒルクライムに有利)。

まとめ。
ドロップハンドル化とセットでロード用のフロントフォークへ交換する...という前提でまとめます。まぁ、ロード用のフロントフォークへ交換する主な狙いはSTIレバーでキャリパーブレーキを引く為だと思いますし...。
ヘッドチューブ角の変化はESCAPE R3のフレームサイズXXSとXSが71度から約72度の変化、Sが72度から約73度の変化、Mが72.5度から約73.5度の変化。どのサイズも一般的なロードバイクのヘッドチューブ角の中にあるので問題無いと思います。
シートチューブ角の変化はESCAPE R3のフレームサイズXXSとXSが75度から約76度の変化、Sが74度から約75度の変化、Mが73度から約74度の変化。XXSとXSは明らかに一般的なロードバイクのシートチューブ角から外れてしまい、これを修正するにはサドルを20mmから30mmほど後ろへ移動させる必要があります。その為セットバック量が大きいシートポストが必要になるなどサドルの位置に苦労するかもしれません。それとサドルを後ろへ移動した分ステムを短くする必要があるのですが元々短かったステムをさらに短くする必要があるのでこちらも苦労すると思います。まぁ、身長が低い人はロードバイクのフレームにしても同じ問題に当るので宿命として諦めるしかないかもしれません。Sも一般的なロードバイクのシートチューブ角から外れますがサドルを10mmから20mmほど後ろへ移動させれば問題無いと思います。こちらもサドルを後ろへ移動した分ステムを短くする必要があるのですが、身長170cm位の人は元々若干小さめのフレームだった為にステム長に余裕があると思うので問題無いと思います。ただ、160cm位の人はステムで少し苦労するかもしれません。Mは一般的なロードバイクのシートチューブ角の中に入ってるので問題無いと思います。ただ、角度が変化した分を修正しようとするとサドルを10mmほど後ろへ移動させる必要があるのですが、身長170cm位の人は元々若干大きめなフレームな為にステム長に余裕が無いと思うのでこの10mmで少し苦労するかもしれません。身長が大きい人は問題無いと思います。
BB下がりの変化はダンシングでガンガン車体を振る人にとってはデメリットかもしれませんがそうで無い場合は問題無いと思います。
フロントフォークの肩下長が短くなるとホイールベースも短くなるのですが、ESCAPE R3は元々一般的なロードバイクと比べてホイールベースが長かったので問題無いと思います。

追記:
シートポストのセットバックについて。
シートポストのセットバックって規格か何かで決まってると思ったら意外とバラバラなんですね。
そもそも「セットバックシートポスト」と言う呼び名自体がメーカーによってバラバラです。サドルの取り付け位置が1mmでもシートチューブより後ろに行けば「セットバック」と言う名前を付けるメーカーもあれば、40mmなど大きく後ろへ行くシートポストのみ「セットバック」と言う名前を付けるメーカーもあります。さらにはセットバックという名前を使わずに0mmだろうが40mmだろうが全部ひっくるめて「シートポスト」と言うメーカーまであります。
という事で、普通のシートポストを買ったつもりが意外とセットバックが長かったり逆に短かったりする可能性があるので、サドルからBBまでの角度を決める時(サドルを前後させる時)はシートポストのセットバックを確認した方が良いと思います。

ESCAPE R3のドロップハンドル化メモ。

ESCAPE R3(2013年モデル)純正ステムのハンドルクランプ径は25.4mm。
ドロップハンドルのハンドルクランプ径は31.8mmもしくは26.0mmが主流で25.4mmは探せばあるけど...。
という事で、ドロップハンドル化する場合はステムを変える必要があり。ちなみにESCAPE R3(2013年モデル)のコラム径は28.6mm(オーバーサイズ・1-1/8インチ)です。こちらは一般的なロードバイクと同じです。
ちなみにESCAPE R3はサドルからコラムまでの長さが一般的なロードバイクの同サイズと比べて10mmほど長いのでその辺を考えてステムを選ぶ必要があります。と言うか、逆に言うと10mmほどしか違わないのがESCAPE R3の凄い所でもあったり。
ちなみにクロスバイクとロードバイクのジオメトリで大きく違う所にホイールベースもあるのですが、DEFYと比べると20mmほどTCRと比べると35mmほど長い...っとこちらもクロスバイクの中ではロードバイクとの差はかなり少ないです。ちなみに普通は80mmとか下手をすると100mmを超えるのが一般的です。しかもESCAPE R3の場合はリアエンド幅がロードと同じ130mmなので改造してくれと言わんばかりのフレームと言うか何というか...。
と言うか、DEFYと比べるとトップチューブ(サドルからコラム)が10mmから20mm(XSが10mm、Sが15mm、Mが20mm)長くチェーンステーが5mm長い以外はほとんど同じなんですね。つまり、ESCAPE R3にドロップハンドルをつけるとジオメトリ的にはホイールベース以外DEFYとほとんど同じになるみたいです。
ちなみにフレームサイズSでドロップハンドル化するとDEFYで言うシートチューブとヘッドチューブの長さはSサイズでトップチューブの長さがMサイズというジオメトリになります。つまり、胴長短足身長170cmから175cm位の人に丁度良いジオメトリになるので身長170cmから175cm位の人でESCAPE R3を買う時にSを買うかMを買うかで迷ってSを買った人はドロップハンドル化すると幸せになれるかもしれません。
逆にフレームサイズMでドロップハンドル化するとトップチューブの長さがDEFYで言うML(適応身長180cm~190cm)よりもさらに長くなるので身長170cmから175cm位の人でSを買うかMを買うかで迷ってMを買った人はドロップハンドル化すると苦労するかもしれません。とは言っても80mmのステムを付ければDEFYのMと同じサドルからハンドルまでの長さになるので実用上は問題無いと思います...が、大きいフレームに小さいステムを付ける事になるので見た目はちょっと微妙になるかもしれません。
話が少しそれてしまいましたが、通常、クロスバイクのドロップハンドル化と言うとサドルからコラムまでの距離が長すぎてステム長で苦労するのですがESCAPE R3の場合はそれほど気にしなくても良さそうです。

DEFYとTCRの標準ハンドル。
形はアナトミックシャロー。幅はXSとSが40cm(C-C)、MとMLが42cm(C-C)。リーチは90mm(幅40cmと42cm共に)。ドロップは130mm(幅40cmと42cm共に)。
ESCAPE R3のSサイズとDEFYのMサイズはトップチューブの長さが同じなのでESCAPE R3のSサイズの場合はDEFYのMサイズと同じ100mmのステムを付けて上記のハンドルを付ければサドルからブラケットまでの距離はDEFYのMサイズと同じになります。ちなみにDEFYのSサイズと同じにしたい場合は75mm(70mmか80mm)のステム。
TCRのMサイズはDEFYのMサイズよりトップチューブが10mm長くてステムは同じなのでTCRのMサイズに合わせるなら110mmのステム。
ちなみにDEFYはコンフォート向けロードバイク、TCRはレース向けロードバイクと言う位置づけなので目的に近い方で合わせると良いかもしれません。
個人的にリーチ90mmはちょっと長いと思うのでこれを80mm位にしてステムを100mmか110mmで調整の予定。
ヘッドチューブはESCAPE R3のSサイズが145mm。DEFYのMサイズが165mm。TCRのMサイズが150mm。ESCAPE R3のSサイズの場合はTCRのMサイズよりも低いので下手にコラムを切ってしまうと面倒な事になるかもしれません。まぁ、逆により攻撃的なポジションにしたい時は好都合ですがTCRでもかなり攻撃的なのでそれよりも下げるとかなりキツイと思います。

ドロップハンドルの種類。
大きく分けてシャロー(ラウンド)、アナトミック、アナトミックシャロー(コンパクト)の3種類あります。
シャロー(ラウンド)は昔ながらの丸いドロップハンドル。丸いので下ハンの自由度が高い反面、ブラケット部分も丸いのでこちらは好みが分かれるハンドル。
アナトミックはブラケット、下ハン、エンドが直線になってるカクカクなドロップハンドル。握る場所がほとんど指定されてしまい指定された場所が合えば良いのですが合わなかったら...なハンドル。下ハン部分に直線を作る構造上ドロップ(上ハンと下ハンの落差)が大きくなったり下ハンを握った時にレバーが遠くなる傾向があり。けどまぁ、アナトミックでショートドロップというハンドルも一応あります。
アナトミックシャロー(コンパクト)はブラケット部分が直線で下ハンなどそれ以外の部分は丸いハンドル。シャローは下ハンの自由度が高いのは良いけどブラケットまで丸いのは嫌だ、アナトミックはブラケットが直線なのは良いけど下ハンがカクカクなのは嫌だ、だったらシャローとアナトミックを足して2で割ったハンドルを作ってしまえ...で生まれたハンドル。アナトミックシャローと言ってもブラケットから鋭角にドロップしたアナトミックに近いハンドルやシャローのブラケット部分を若干直線にしたシャローに近いハンドルなどメーカーによってバラバラだったりします。それと構造上ショートドロップやショートリーチなどコンパクトに作りやすいのでメーカーによってはコンパクトという名前で売ってる事も多いです。

ドロップハンドルの長さ。
幅、リーチ、ドロップの3つあります。
幅はドロップハンドルの幅です。まぁ、そのままですね。フラットハンドルの場合は適当な長さのハンドルを買ってきて自分に合う長さに切れば良かったのですがドロップハンドルの場合は切る事が出来ないので初めから幅を合わせる必要があります。
ドロップハンドルの幅は基本的に左右のハンドルのエンドからエンドの長さで計ってあります。さらにエンドのパイプの中心から中心の長さ(C-C)で計ってあるのが一般的です。けど、たまにパイプの外側から外側の長さ(O-O)で計ってるメーカーもあるので購入の時は注意。
一般的に売られてるドロップハンドルの幅は40cmか42cmが多いです。値段が少し高いドロップハンドルになると38cmや44cmなどが追加されて増えますが安いのではこの2種類が多いです。
日本人の場合は40cmが標準のMサイズと言われてますがどの幅が良いかは好みによると思います。幅が狭い方が空気抵抗が減る反面ふらつきやすくなったり肺が圧迫されて呼吸が苦しくなったり。幅が広い方はその逆だったり。平地をひたすら走る場合は空気抵抗を減らす為に幅は狭い方が良かったり。ヒルクライムはダンシングのしやすさで幅は広い方が良かったり...など、色々とあるみたいですが、ぶっちゃけ最終的には好みによると思います。
まぁ、初めてドロップハンドルを買う場合はいきなり値段が高いドロップハンドルを買ってしまうとリスクが高いのでとりあえず安いドロップハンドルで様子を見てブラケット部分を握って走ってる時に自然と腕が外側へ行くようならそのハンドルは幅が狭すぎ、逆に内側へ行くようなら広すぎ、そしてこれを元に新しいドロップハンドルを買い、さらに自分に合う幅が分かってきたらカーボン製のドロップハンドルなど本命のドロップハンドルを買う...っとステップを踏んで選んでいった方が良いかもしれません。

リーチはドロップハンドルの突き出しの長さです。リーチが長いとブラケットからフラットや下ハンからフラットの距離が長くなります。距離が長くなると持ち替える時の移動距離が増えたり持ち替えた時のポジションの変化が大きくなります。
ちなみに最近は短めが流行のようで、特に小柄な日本人はこの傾向が強いようです。...が、これも結局のところ好みによると思います。

ドロップは上ハンと下ハンの落差の長さです。ドロップが長いとブラケットから下ハンやフラットから下ハンの距離が長くなります。距離が長くなると持ち替える時の移動距離が増えたり持ち替えた時のポジションの変化が大きくなります。基本的にリーチと同じですね。
こちらも最近は短めが流行のようです。

次にデュアルコントロールレバー(STIレバー)。
ドロップハンドルと言えばSTIレバー。ブレーキレバーとシフトレバーが一体になってる便利なレバーで現在のロードバイクで主流のレバーです。
ESCAPE R3純正のドライブトレインとは互換性がほとんど無いので、フロントディレイラー、リアディレイラー、スプロケ、クランク、BB、チェーン...っと、ドライブトレイン総取替えがほぼ必須。まぁ、10速化のついでにやった方が良いと思います。
とは言っても...。10速化自体にカネがかかるのでそれプラスドロップハンドル化となるともの凄いカネがかかりますが...。
詳しくは「ESCAPE R3の10速化メモ。」を参照。

今度はブレーキ周り。
クロスバイクはVブレーキ。STIレバーはキャリパーブレーキ。
Vブレーキとキャリパーブレーキではワイヤーの引き量が違う(キャリパーブレーキの方が引き量が少ない)ので普通は付きません。
その為、キャリパーブレーキと同じワイヤーの引き量でかつVブレーキと同じ台座であるMINI Vブレーキもしくはカンチブレーキが必要。
...なのですが、ESCAPE R3(2013年モデル)の場合はTEKTRO RX1と言うMINI Vブレーキ(の最安グレード)が付いてるので実はポン付け可能...らしい。
ただ、リムとブレーキシューの隙間調整がシビアらしい...が、そもそもESCAPE R3って元から隙間調整がシビアなので元から調整出来ていた人なら問題無いんじゃないかと...と思ったり。
追記:
実際にドロップハンドル化をしてSTIレバー(ST-6700)でESCAPE R3(2013年モデル)純正のテクトロRX1を引いてみました。
元々ESCAPE R3純正のブレーキレバーで隙間調整が出来ていた人なら問題無いと思います。
実はシマノのロード用ブレーキは途中からワイヤーの引き量が変更されていて、ST-7900・ST-6700・ST-5700・ST-4600・ST-3500以降のSTIレバーは従来のSTIレバーと比べてワイヤーの引き量が多くなってます。つまりVブレーキに近くなってます。
その為、新レバーを使う場合はテクトロRX1もしくはアーム長85mmのミニVブレーキで問題無いと思います。
ちなみにテクトロ926ALと言うアーム長80mmのミニVブレーキもあるのですが、新レバーは旧レバーと比べてレバーの引き量は同じでワイヤーの引き量が増えたと言う事はてこ比が小さくなってワイヤーを引っぱる力が弱くなったと言う事なので新レバーにテクトロ926ALを使うとブレーキの効きが弱くてむしろ向かないので注意(まぁ、弱めのブレーキが好みの人には良いかもしれませんが...)。
まぁ、テクトロ926ALは旧レバー用のミニVブレーキ(本来はBMX用のブレーキですが...)と思った方が良いと思います。

MINI Vブレーキを少し調べてみました。
Vブレーキの場合はアーム長が短くなるとワイヤーの引き量が少なく済み(ワイヤーの引き量に対して大きく動く)、ブレーキの効きが弱くなります。
RX1 RX3 RX5 BX3V(BMX用)がアーム長85mm。
926AL(BMX用)がアーム長80mm。
917A(BMX用)がアーム長75mmらしいのですがこれは販売終了品かな?。
ちなみに最上位グレード(?)のRX6はアーム長90mm。
全てTEKTROです。

フロントフォークをロード用に変えて前はキャリパーブレーキ、後ろはMINI Vもしくはカンチと言う手も。
フロントフォークも交換するならこの手もありかも。
ちなみにフロントフォークはロード用を選んだ方が種類が豊富でかつ値段が安いです。ただし、Vブレーキ用の台座は無くなります。それとESCAPE R3純正フロントフォークと比べると肩下長が短いです(良くも悪くもジオメトリが変化します)。
詳しくは「ESCAPE R3のフロントフォーク交換メモ。」を参照。

まとめ。
ESCAPE R3にドロップハンドルを付けられるか否か...。もの凄いカネがかかるけどやろうと思えば可能。
フレームのジオメトリ的にはESCAPE R3はクロスバイクと言うよりもどちらかと言うとロードバイクに近いジオメトリなので問題無いと思います。ただし、トップチューブの長さがワンサイズ上のサイズ(Sサイズなら(DEFYの)Mサイズ相当)になるのでESCAPE R3を買う時にSサイズとMサイズで迷ってMサイズを選んだなど大きい方を買った人は少し苦労するかもしれません。逆に言うと小さい方を買った人は幸せになれるかもしれません。
ブレーキ周りはMINI Vブレーキもしくはカンチブレーキを使えばSTIレバーでも可能。ただし、キャリパーブレーキのようなブレーキタッチは得られない。それと、調整がシビア。ちなみにESCAPE R3(2013年モデル)純正ブレーキはTEKTRO RX1と言うMINI Vブレーキ(の最安グレード)。
ESCAPE R3(2013年モデル)純正リアディレイラーのSRAM X3はSTIレバーとの互換性は無いのでリアディレイラー周り(リアディレイラー、スプロケ、チェーン)の取替えは必須。
クランク周り(フロントディレイラー周り)は変速精度を度外視して、かつ、インナー・ミドルもしくはミドル・アウターの2段変速のみでも良かったら純正のままでも使えない事は無い...らしいが、純正のクランクはESCAPE R3のウィークポイントの一つでもあるのでリアディレイラー周りを変えるついでにこちらも変えた方が良い。...っとなるとドライブトレイン総取替えになるのでもの凄いカネがかかる。
上記のドライブトレイン総取替えにドロップハンドルやステムなどを加えると安いロードバイクが買える金額になる。まぁ、コンポのグレードとかにこだわらなければ安いロードバイクを買った方が手っ取り早いです。
ただ、ドロップハンドル化やドライブトレイン総取替えをする場合は自分好みのコンポを選べるのでその点はメリット。通常30万円位するロードバイクに付くコンポが7万円位で付けられると考えればある意味安い...か?。
にしても自作PCとメーカー製PCの関係に似てるな...。カネと手間はかかるが自分好みのPCを組める自作PCと、パーツを細かく選べないが手っ取り早くて安いメーカー製PC。
追記:
実際にドロップハンドル化をしてみました。ブレーキに関してはESCAPE R3(2013年モデル)純正のテクトロRX1で問題無いと思います。ブレーキタッチもキャリパーブレーキ(BR-6700)と比べて特に違和感は無いです。
ただ、ブレーキ周りでは問題無かったのですが違う所で一つ問題がありました。ESCAPE R3(2013年モデル)純正のフロントフォークは一般的なロードバイクのフロントフォークと比べると肩下長が若干長いです。その為、純正フロントフォークのままドロップハンドル化をするとどちらかと言うとシクロクロスに近い見た目になります。これに28cとか32cとかのタイヤをつければシクロクロスみたいになるのでこれはこれで良い見た目になるのですが23cなど細いタイヤを付けると無駄に隙間が多くなり見た目が良くありません。
まぁ、この辺が気にならない人なら問題無いのですが、気になる人はフロントフォークの交換もしたくなります。
詳しくは「ESCAPE R3のフロントフォーク交換。実行編。」を参照。

ESCAPE R3のステム交換。


FOGLIA(フォグリア) ステム AS-023 120mm

ステム。120mm。アングル角度7度。黒。
購入時の価格:近所のスポーツデポで2990円(多分定価)。

身長172cmでフレームサイズSを購入...っと身長の割には小さめのフレームを選んだのでハンドルまでの距離が気になってしまいステムを長くしてみました。
本当は130mmのステムが欲しかったのですが近所のスポーツデポでは売ってなかったので120mmにしました。...が、やっぱり130mmにしておけば良かったと取り付けた後にちょっと後悔。けどまぁ、120mmでも問題無いといえば問題無いかも。

ちなみにESCAPE R3は一般的なクロスバイクに比べるとトップチューブが短かったりします。
良い意味で言うとロードバイクに近いです(それ故にドロップハンドル化がしやすいです)。悪い意味で言うとクロスバイク(フラットハンドル)としては短いです。
なので、身長170cm位の人でフレームサイズSを買ったなど「フレームサイズで迷ったら小さい方!」でESCAPE R3を買った人は元々短いトップチューブに加えて小さめなフレームになるのでサドルからハンドルまでの距離がもの凄く短くなります。

ちなみにフレームサイズS同士でESCAPE R3とロードバイクのDEFYを比べると...。
ESCAPE R3のトップチューブは545mm。ステムは90mmなのでサドルからハンドルまでの距離は545mm + 90mm = 635mm。
DEFYのトップチューブは530mm。ステムは90mm。ドロップハンドルのリーチ(突き出し量)は90mmなのでサドルから下ハンドルまでの距離は530mm + 90mm + 90mm = 710mm。ちなみにドロップハンドルで一般的なポジション(本来は下ハンの方が基本の位置なのですが...)であるブラケットまでの距離はブラケットの突き出し量があるのでこれと大体同じか若干長くなります。
DEFYのハンドルまでの長さからESCAPE R3のハンドルまでの長さを引くと...。710mm - 635mm = 75mm。つまり、75mm短い事になります。
さすがにDEFYの下ハンと同じ長さにすると街乗りで乗り難くなると思うのでお勧めしませんが、身長170cm位の人でフレームサイズSを買った人なら120mm(純正ステムと比べて+30mm)もしくは130mm(純正ステムと比べて+40mm)のステムへ交換してしまっても良いかもしれません。まぁ、逆にハンドルは近い方が良いと思う人なら今のままでも良いと思いますが...。

DEFYと比べて75mm短い事と言う事は...。
リーチ75mmのドロップハンドルを付ければDEFYと同じになるのでドロップハンドル化の面では他のクロスバイクでは真似が出来ないほどのもの凄いメリットになります。
詳しくは「ESCAPE R3のドロップハンドル化メモ。」を参照。
ただし、ドロップハンドル化は必ずしも良い事では無いです。街乗りや気楽に乗る自転車と言う面ではむしろデメリットになる可能性が高いです。それと他のクロスバイクに比べればドロップハンドル化がしやすいと言っても改造の難易度は非常に高いです(ESCAPE R3をフレームだけにして1から組み直す位の技術が必要です)。さらにカネももの凄くかかります。なのでその点はご注意ください。

話がかなりそれてしまいましたが...。
ESCAPE R3の場合はアヘッドステムと言うステムを固定する時にフロントフォークの固定とベアリングの玉押し調整も一緒にやってしまうという構造になってます。その為ただネジを締めれば良いという訳ではないので注意。
まぁ、ヘッドパーツにガタが無く、ハンドルがスムーズに動く所までトップキャップを締める。ちなみにトップキャップの締め付けトルクは軽く回して止まったらそこから1/8から1/4ほど締めた位...みたいです。
そして締め付け位置が決まったらステムをコラムに固定して最後にトップキャップのネジが振動で緩んで取れてしまわないように増し締めして完成と言う感じです。
まぁ、よく解らない方は自転車屋さんにお願いした方がいいかもしれません。

前ブレーキのレバーを握って車体を揺らしてみたりなど調整の段階ではガタが無くても、実際に乗ってみて30km/hなど速度を出してる時からのブレーキなどでガタ出る時があるので注意。
逆にトップキャップを締めすぎるとヘッドパーツもしくはスターファングルナットを壊すので注意。基本はベアリングの玉押し調整と同じ位の締め付けトルクです。
まぁ、最後のトップキャップのネジが振動で緩んで取れてしまわないように増し締め...はしばらく様子を見てからの方が良いかもしれません。これをやって問題が出ると一からやり直しになるので...。

ちなみにESCAPE R3(2013年モデル)の標準ステムは、コラムクランプ径(コラムの太さ)は28.6mm(オーバーサイズ・1-1/8インチ)。ハンドルクランプ径(ハンドルの太さ)は25.4mm(1インチ)。アングル角度は10度(フレームサイズSの場合)。ステムの長さはフレームサイズXXSが60mm、XSとSが90mm、Mが110mm。コラムスペーサーは20mm・10mm・7mm・5mmの計42mm。
アングル角度は90度を直角とした数値と0度を直角とした数値の2種類あるので購入の時は注意。つまり、100度(90度基準)、80度(90度基準)、10度(0度基準)とあった場合はどれも同じ角度になります。

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ESCAPE R3のバーエンドバー取り付け。


AMOEBA(アミーバ) アルミバーエンド(ロングタイプ) JY-880

バーエンドバー。クロスバイクと言えばコレ。ちなみに購入したのは黒色です。
購入時の価格:近所のスポーツデポで1800円ほど(多分定価)。

バーエンドバーは大きく分けてロングタイプとショートタイプがあるのですがこちらはロングタイプです。
見た目重視や街乗りメインならショートタイプの方がスッキリしていて良いと思いますが、ロングタイプの方が握れる場所が多いので実用性ではロングタイプだと思います。

上り坂はバーエンドバーの根元を握ってグっと引っ張りながらペダルを漕ぐと上りやすいです。
長距離の時は親指以外の指4本をバーエンドバーに引っ掛けて手のひらをグリップの上に乗せると個人的に疲れにくいです。
まぁ、バーエンドバーを付けるとポジションを色々と変えられるようになるので便利です。
追記:
色々と試していく内にバーエンドバーの必要性に疑問が出るようになりました。
まず上り坂ですが、ハンドルを引っぱる...のではなく、逆に体をハンドルに押し付けて(ひじを曲げて前傾姿勢を取って)平地と同じサドル・ペダル・ハンドルの重量バランスにして登った方が効率が良いという説もあります。多分ダンシングが苦手な人向きの方法だと思うのですが、実際にやってみるとこれはこれで登りやすいです。で、この方法の場合はバーエンドバーは必要なくなります。
まぁ、逆にハンドルを引っぱりながら登った方が楽と言う人は多分ダンシング向きだと思うのでその場合はバーエンドバーはあった方が便利だと思います(ダンシングの時もバーエンドバーはあった方が便利です)。
次に親指以外の指4本をバーエンドバーに引っ掛けて...ですが、これはステムが短すぎるのが原因な可能性が高いです。実際、ステムを長くしたらこのポジションで乗る事は少なくなりました。
という事で...。人によっては効果の薄いパーツかもしれません。


BBB バーエンド クラシック 150MM ベンド BBE-07 ブラック 474131

同じロングタイプのこちらと迷ったのですがとりあえずハンドルバーと同じアミーバにしました。ちなみにBBBの方が若干太いです。


ミツトモ(MITSUTOMO) アングルファインダーレベル パイプ用溝付 49-1

傾斜計。
購入時の価格:Amazonで712円。

これがあるとバーエンドバーの角度調整の時に便利です。


ちなみにバーエンドバーの別の使い方として...。
買い物袋やヘルメットを引っ掛けるフック。
タイヤ交換など自転車をひっくり返した時のサイコンやライトの保護。
同じく自転車をひっくり返した時の固定用の足。
風などで自転車が倒れてしまった時のハンドル・グリップ・ブレーキレバーなどの保護。
としても機能します。

ESCAPE R3のハンドル交換。


AMOEBA(アミーバ) MTBストレートハンドルバー HB-M210 SIL

ハンドル。
購入時の価格:近所のスポーツデポで2900円ほど(多分定価)。

ESCAPE R3(2013年モデル)の場合、ハンドルクランプ径は25.4mmです。

標準のハンドルが若干長かったので切りたかったのですが、標準のハンドルを切ってしまうのはちょっと怖かったのでハンドルを交換して切断。
HB-M210のハンドルの長さは580mm。左右40mmずつ切って500mmにしました。切りすぎたかな?っと思いましたがバーエンドバーを付けた状態でグリップを握ると丁度良い長さでした。と言うか、バーエンドバーを握るとまだ若干長いです。けどまぁ、シフターがこれ以上内側へ行かないのでこの辺が限界かな?。
ちなみにESCAPE R3(2013年モデル)標準ハンドルの長さは540mm。

追記:
ドロップハンドルのハンドル幅。
ロードバイクで使われているドロップハンドルのハンドル幅は左右のハンドルのエンドからエンドの幅でかつパイプの中心から中心の長さで400mmもしくは420mmが一般的です。
ちょっと解り難い長さですが...フラットハンドルのグリップを握って中指から中指の長さで400mmもしくは420mmに概ね一致します。これを参考に調整してみると良いかもしれません。

ハンドルの交換方法やハンドルの切断方法は詳しく紹介されているサイトさんが沢山あるのでそちらで...。
ちなみにダイソーで売ってるパイプカッター(420円)で余裕でした。バリ取りや切断面をならす為にヤスリが必要になるのでついでにヤスリも買っておきましょう。

ハンドルを交換する時はグリップ、ブレーキ、シフター...っとハンドルに付いてる物を全て外す必要があるのですが、何も考えずに外してしまうと元に戻す時にグリップ、ブレーキ、シフターの角度調整で苦労します。まぁ、自分にあった角度に調整できる人なら良いのですが...。
そこで、外す前にマスキングテープ等でグリップ、ブレーキ、シフターに目印を付けておくと元に戻す時に便利です。
それと、フラットハンドルと言っても実は弓なりに若干曲がっているのですが、ESCAPE R3標準ハンドルは地面と水平に付けてありました。

ちなみに自分で角度を調整する場合は...。

ミツトモ(MITSUTOMO) アングルファインダーレベル パイプ用溝付 49-1

傾斜計。
購入時の価格:Amazonで712円。

これがあると角度調整の時に便利です。

ついでにステムを逆付け...っと思ったら元から逆に付いてました。
一応買った自転車屋さんに報告したら組み立ての時の手違いだったそうです。まぁ個人的には手間が省けたので逆にお礼を言っておきました。
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